京都オーダーメイドスーツ お誂え洋服たなか
スーツは《男の鎧》
フルオーダー・ハンドメイドにこだわり、
個性を引き立ててくれる
オンリーワン・スーツを創っています。
(Building Suit)
難病の多系統委縮症を患ている、京都府のM様 のディレクタースーツ
長男の結婚式に、それに見合った障がい者仕様の礼服を着たい!
最適な車椅子ユーザーの礼服、「ディレクタースーツ。」 |
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このようなときのもっとも適した礼服は「ディレクタースーツ」です。 ディレクタースーツは、モーニングに次ぐ格調高い礼服です。 モーニングような長い裾のコロモや短冊がなく、普通の上着丈と同じであるからして、車いすに座っても座面や車輪に閊えることはありません。
ピークラペルの黒の上着、胸に白のポケットチーフ、オフホワイトのベスト、そして縞のコールズボン。
多くの車いすユーザーの礼服として愛用されています。 |
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難病の多系統委縮症を患ている、京都府のM様 |
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体が委縮、緊張しているために、衣類の着脱にはサポートを必要とします。 今回は、介助の方が、洋服の着脱をし易いことに最重要課題に考えました。 |
上着は、背縫い線にファスナーを取り付け、大きく開くことによって片腕ずつ袖を容易に通すことができ、両腕を通したのちに肩を整えファスナーを閉めることで、上着は落ち着きます。 | ベストも、カマーベスト風に背中を大きく開けて、背バンドのところにマジックテープを取り付け、座った状態の腹回りを調整します。 |
スラックスは、多くの車いすユーザーの方と同じように、後ろ丈を長く、後ろダーツと脇ダーツで尻囲にゆとりを付けて、楽に座れて背中が覗かないようにしました。 | カッターシャツは、市販の白無地で背中のゆとりダーツが2本でワンサイズ大きいものをご用意していただき、それを丈を短くして、背中のゆとりダーツを生かして左右に開閉できるようにしました。 |
この、ディレクタースーツを着られて、ご長男さんの晴れ姿を祝ってあげられました。 後日、奥様からお礼のお言葉と結婚式当日のお写真を拝見させていただき、普段着のジャケットとスラックスのご注文もいただきました。 M様は、蝶に造詣が深く、コレクションも多く所蔵されておられます。 |
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