京都オーダーメイドスーツ お誂え洋服たなか
スーツは《男の鎧》
フルオーダー・ハンドメイドにこだわり、
個性を引き立ててくれる
オンリーワン・スーツを創っています。
(Building Suit)
車いすで、入学式に晴着を着た様子が最高でした。大阪府T市のY様
入学式に晴着を着た様子が最高でした。 | |
障がいを持っている双子の姉妹です。
身体のサイズは7号ぐらいですが、13号ないし15号を着なければ腕をスムースに通すことが出来ません。 この春、二人は大学に入学することが出来ました。障がいを持っている娘が、入学式に着て行くための身体に合ったスーツを作ってくるところを探していました。
その入学式の晴れの日には、ぜひ身体に合ったオシャレなスーツを着せてやりたいといろいろネットなどの探していましたところ、田中さんのホームページに障がい者のスーツを作っておられることを知りました。
二人は目を輝かせて、思いおもいの生地を選んでいました。
二人とも立つことが出来ませんので、寝た状態で総丈、袖丈、ズボン丈、股下を採寸。 |
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仮縫い
2週間ほどして約束の日に仮縫いに来られました。
もう、胸はドキドキです。
白い仮縫用の糸で縫ったパンツを穿きました。 その状態で、無理なく座っていられるように、背中が覗かないように、後ろ丈が長くしてありました。
仮縫いでは、座った(車椅子)状態での股下、股上、背中の覗き加減やヒップの位置などをチェック。
上衣は車いすの座席の裾が引っかからないように短く、それに合わせてVゾーンも少し小さくバランスの良い上衣です。
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出来上がりました |
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それから、3週間余り経って出来上がったと連絡をいただきました。
約束の日、田中さんはハンガーに掛かった私たちのスーツ2着を持って来られました。 着脱しやすいように、背縫い線にはファスナーで開閉でいるようにしてあり、腕も動かし易くアームホールも大きく、何より肩幅が身体にフィットしていました。
指先が少し不自由ですので、前のボタンもマグネットで止められるようになっていました。
後ろ丈も座った状態でヒップが突っ張らないように長く、脇からヒップの高いところに向かってダーツが入っていました。
今まで、着ることのできなかった、自分の身体に合ったスーツを着ることが出来ました。 |
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残布で帽子が出来るようでしたので、さっそくお願いしました。 今後もほかのお店で買った衣類などもリフォームしていただけるとのことでした。 次回、いつオーダーが出来るかわかりませんが、今後ともお付き合いください。 |
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