京都オーダーメイドスーツ　お誂え洋服たなか

フルオーダースーツの生地選び

早速、私どものスーツ、洋服に対するポリシーや、こだわり、年齢に対応した服創りなどをお話させていただきました。

数日後、ご来店くださいました。

このたびフルオーダースーツを創ることへのお気持ちや着用シーンなどを考えて、濃紺色で無地の生地を選ばれました。

むっくりとした肌触り、艶のある、目付けもしっかりとしたスキャーバル社スーパー１２０ｓの生地です。

スーツデザインのこだわり

オーダーについて、ファッション雑誌などで研究をされて自分なりのこだわりをお持ちでした。

シングルブレスト3pスーツ

総裏仕立て、サイドベント

上着丈は流行を少し取り入れ短く

スラックスは2タック

裾はカブラ（マッキン）幅3，5センチ

裾口は20センチ

裾丈は靴下が見えなく、靴に当たらない程度ギリギリで調整しました。

後ピスポケット、口は両玉、左のみ雲形蓋つき

ベストはシングル、5ボタン、脇ポケット付き

襟幅、ゴージーライン、フロントライン、ウエストの絞り具合（テーパーライン）やヒップラインなど細部に亘ってこだわり確認いただき、そのためにも仮縫いは2回行いました。

裏地もどこで脱いでも恥ずかしくない濃紺の地紋入りのキュプラ。

ボタンも重厚感のある黒水牛。

納得の３ｐスーツの出来上がりです。