クールビズはジャケットでオシャレを・・・

毎日30度を超す日が続く。蒸し暑い梅雨の時期、クールビズはうってつけのスタイルです。

省庁、オフィスによってはかなりの軽装でもよいところがあるそうですが、度が過ぎると相手に不快感を与えかねません。それなりのマナー、ドレスコードがあります。

クールビズのコーディネート

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オフィスでは上着は着ていなくても、営業などで人に合う時にはジャケットが必要になってくる。


百貨店も、軽装を演出するジャケットの種類も多く売られています。

極薄素材のジャージや肩パットの入っていないシャツジャケット。

シアーサッカー。麻、リネン、綿、シルクなど軽くて通気性に富んだ素材が多く並んでいます。

ただ、言えることはポリエステル混紡は軽くて、シワになりにく特徴がある反面、通気性には今一で、時にはむっとした肌触りを感じることがあります

リネン(亜麻)とラミー(苧麻)

麻の種類は多く存在しますが、衣服用には亜麻(リネン)と苧麻(ラミー)があります。
どちらも張りと腰があり肌にべとつかず、シャリ感があり涼感に優れています。

苧麻(ちょ痲)はわが国では「からむし」と呼ばれています。
絹麻と言われるように色は白く上品な光沢があります。
強度は天然繊維の中で最も強く、清涼感は最も優れています。
繊維は太く長い。

亜麻(リネン)繊維は短く細い。
風合いは綿に近くしなやかです。色はリネン特有の黄味がかった、俗にいう生成り色です。
盛夏用のスーツとして多く利用されています

 

小千谷縮。これぞクールビズのオシャレなジャケット

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麻特有のサラサラしたシャリ感のある肌触り

風合いとシボと呼ばれる凸凹加工でシワも気にならない

吸湿性、発汗性に優れ

風通しの良い

肌にべとつかない

正に盛夏に最適なジャケットです。

小地谷縮は新潟県小地谷市周辺を生産地とした麻織物で、国の重要無形文化財に指定され、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。

天然の苧麻から紡いだ細糸だけを使って、経糸に強度の撚りをかけ、丹念に織り上げ、湯もみ「シボ取り」技法でシボ「ちぢみしわ」を出すことによって独特のシャリ感、風が身体を通り抜けて行く感覚、清涼感は人の手で作り出す伝統の技法は世界に誇る麻織物です。

歌舞伎の舞踊曲、越後獅子の中でも「縮は肌の何処やらが見え透けて国の風流を・・・」と歌われています。

和と洋のコラボレーション。着物地を盛夏用にジャケットに仕立てます。
軽い、涼しい、シワが気にならない・・・

毎年1反だけ、本場小千谷紬の問屋から仕入れています。

クールビズのこだわりのシャツ

クールビズ.jpg素材は薄手の綿ローンや麻リネンで肌触りのさらっと感のあるもので涼しさをアピール。

色は淡いブルーや淡いピンクなど女性が好む色でオシャレを・・・

半袖の方が涼しく見えるし、実際涼しい。

しかし、半袖のシャツでその上に上着を着た場合、袖裏に汗ばんだ肌が直に触れて腕通しがスムースにいかない場合があります。

薄い素材の長袖の方が上着の袖の中でさらっと動きますので、却って清涼感があります。
長袖を折ってきた方が、マナーにかなって行動的でスマートに見えます。

●女性は衿元、胸元を注視しています。

とりあえずネクタイを省略しただけのスタイルが何故!ダサいのか?

一般的にスーツ用に着られているシャツの襟は、平均的に衿腰が低く、ネックポイントのネクタイを付けないと上着の襟に埋もれて胸元が貧弱に見えます。

従って、衿腰の高いボタンダウンやドゥエ・ボットーニなどノーネクタイでも引き立ち、より印象的です。

 

見せない工夫・・・

欧米では、ワイシャツは下着として扱われています。


しかし、高温多湿の日本、特に梅雨時には素肌にワイシャツを直に着ると、汗染みが出来たり、においも残り、肌が透けてたり様々なトラブルが生じます。
そのような意味からも、肌着(インナー、アンダーウエア―)は欠かせない梅雨時のアイテムです。

一方、ランニングシャツには女性はダサい感を持っていることを知ってほしい。
涼しげであるが、シャツの形がはっきり見えて、一番汗をかく脇部分が大きく開いて、汗がシャツに染みやすい。
お勧めは、肩を覆うようなフレンチスリーブです。

ワイシャツの中のインナーが透けて見えない分すっきりしたシャツスタイルになります。

●汗対策も大事!
汗対策も大切です。
まず、こまめに汗を拭く、そのためにもハンカチは数枚は用意しよう。下着を変える。

制汗剤を利用するのも一つの方法。匂いを防ぐのに香水(オーデコロン)を使う場合は付け過ぎに注意してください。かえって不快感を与えます。

 

ステテコはクールビズの必需品

ステテコ(RGB)(noise_scale)(Level1)(width 250).jpgインナーに気遣いをするのが、ダンディーです。
吸湿発汗が優れたクレープの下着。

スラックスの下にはステテコは今や常識です。通気性、清涼感があり、汗のベタベタを解消します。

高温多湿の気候に合わせて素材や織りを工夫した楊柳クレープやキャラコ織の物が登場しました。

長年、中高年の男性によってインナーとして使用されており、百貨店やユニクロ、ネットなどでは、室内でもステテコだけで過ごせられるような、柄や素材が数多く販売されています。

特に、肥満体や腿周りの太い方には必須アイテムです。

ステテコを履くことによって、スラックスの中でサラッと感があり、べとつかず、股ずれを防ぐ効果抜群です。

 

シャツスタイルはスラックスが目立つ!

スラックス.jpg上着やジャケットを着ることも考えて、それに合わせてテイストを揃ったものを着用します。

身体にジャストフィットしたものが爽やかに見える。
フロントの折り目はしっかりとアイロンを当てておく。

ヨレヨレ、ポケットの膨らんだスラックスは疲労感が漂う。

女性はベルトに目線が行く。
でかいブランドの付いたベルトは目線が反れるとか・・・!

シンプルな革のベルトに靴の色と合わせと好感度がアップする。
 

 

好印象を持たれるクールビズ

涼しさの追求だけでなく、周囲からどのように見られているか?
TPOに叶ったコーディネートでスマートに・・・

営業相手や周りから好印象を持たれるクールビズを楽しもう・・・

 

 


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