タキシード(ディナージャケット)の着こなし術(ドレスコード)

スタンダードな夜の正礼装。  クルーズツアーの必需品
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タキシードorディナージャケット

(夜の正礼装)

燕尾服の裾を切り、ジャケット風に仕立てられています。

タキシード(アメリカでの言い方)

1886年10月10日タバコ王ピエール・ロリラート4世が当時の上流階級を集めて、第1回「タキシードクラブ」を開催した時に来ていた燕尾服を短く切った服を着ていたところからタキシード」と呼ばれるようなりました。
 

ディナージャケット(ヨーロッパでの言い方)

1870年頃ヨーロッパの社交界では燕尾服を短く切ったスーツで高級カジノで寛いでいるとき着ていた「スモーキングジャケット」が変遷してディナーにも着るようになり「ディナージャケット」呼ばれるようになりました。

オフィシャルバランス

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晩餐会、披露宴、記念行事、祝賀会などのパーティー。

海外の格式高いホテルのディナー。

海外の格調高いカジノ。

外国航路(クルージング)でのディナーやパーティー。

※招待状のドレスコードに『ブラックタイ』と指定の場合は必ず着用します。

(注)昼間の結婚式では着用できません。
 

着用する人

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新郎、父、仲人、親族。

 

主賓、列席者。

 

クルージングの乗客(必須)

スタイリング

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上着は、シングル一つの拝み釦orダブルブレスト。

衿は、ショールカラーorピークドラペルに拝絹をつける。

ショールカラーはアメリカに、

ピークドラペルはヨーロッパで多く着られています。

 

黒色で統一する。

 

※拝絹は、夜のほのかな光の反射で顔を引き立たせます。

 

 

 

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シングルの時はカマーバンドorカマーベストを着ける。

 

 

 

一口メモ

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◆ ファンシータキシードやスペンサージャケットは、よりプライベートなソサエティーフォーマルとして利用が広がっています。

 

 

◆カマーバンドは1892年、英領インドで、若い将校たちが夜会に燕尾服のウエストコート代わりとして、メスジャケットに付けて登場したのが始まりと言われています。

ヒダは上向きに付けます。ポケットの代わりとしてコインやチップを入れることに使われます。

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◆礼服は基本的にベルト(ループ)は付けません。サスペンダーは黒色を使います。

 

◆ スラックスは、脇縫い目に側章を1本つける。

シャツ&ネクタイ

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シャツの色は白。

ウイングカラーorレギュラーカラー。

前身頃はプリーツ、フリル、レースなどのドレスシャツを合わす。

比翼仕立てorスタッドで前立てを留める。
 カフスはダブル。

黒の蝶ネクタイ(ドレスコードのブラックタイ)

 

 

※間違っても、ホワィトタイを締めないでください。ウエイターと思われますよ。

ジュエリー

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スタッドとカフスボタンのセットの

黒蝶貝orオニキス。

 靴

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黒エナメル

プレーントウのパンプスorスリッポン。



 

小物

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ポケットチーフは、シルクor綿。
 クラッシュドorパッフドスタイル。

手袋は、白、グレー。

シルク、綿やスエード。

 

靴下は、黒地。

シルク、ナイロン。

 

帽子は、ボーラー(山高帽)orホンブルグハット。

                           資料:日本フォーマル協会 他   


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