京都オーダーメイドスーツ お誂え洋服たなか
スーツは《男の鎧》
フルオーダー・ハンドメイドにこだわり、
個性を引き立ててくれる
オンリーワン・スーツを創っています。
(Building Suit)
ALS(筋委縮側索硬化症)を患っておられる 岐阜県のH様から礼服のご注文を頂きました。
奥様から喜びのお便りをいただきました。 「先日は、急な依頼であったにもかかわらず、快くお受けいただき、試着も含め十分に式に間に合わせていただき、本当に感謝しております。 病気にならなければ出会うことのなかったテーラーというお仕事に触れ、職人魂を感じさせていただきました。 式当日は、ヘルパーさんとの事前練習のおかげで、時間に遅れることなくスーツを着用し、式に参列することができました。 新郎新婦にとっても、私たち夫婦にとってもすばらしい一日になりました。ありがとうございました。 毎日の雑事に追われ、ご報告が遅くなり申し訳ありませんでした。今後も新しい家族とともに穏やかに過ごしていきたいと思っております。 田中様も十分ご自愛され、私たち夫婦のような方々のお力になっていただけることを願っております。 末筆ながら、田中様のご家族様、職人の皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り 申し上げます。」 原文のまま |
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本来なら新郎の父はモーニングを着用するべきところですが、車いすを使用しているため、モーニングの裾(コロモと短冊)が見えないので、モーニングに次ぐ礼装の[ディレクタースーツ]をお勧めしました。 |
腕が肩までも上がらない状態です。 |
大柄な方ですが、身体にフィットした仮縫いが出来ました。 |
今回、最大の難関。 腕が全く上がらないので、上着は左右別々に創り、背中の真ん中(背縫い線)でマジックテープで留めるようにしました。 大正解でした。 |
ディレクタスーツの特徴のホワイトベスト(カマーベスト) 背中部分をマジックテープで胴回りを調整できるようにしました。 |
同じくディレクタースーツの特徴のモーニングにも共用できる縞のコールズボン |
ヘルパーの方が穿かせやすように両脇を全開できるようにしました。 |
結婚式の1週間前にやっと間に合いました。 結婚式の当日介助されるヘルパさんに着脱の予行演習をしていただきました。 |
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