超肥満体のスーツ創り

肥満体.jpg

肥満体いろいろ

肥満体とは、胸囲-腰囲との差寸が10㎝以下の場合を肥満体と言います。
K様の場合のように胸囲が113センチ、腹囲が115センチのように腹囲の方が大きい場合は超肥満の範疇です。

全体的に大きい人(厚身体)、肩幅の割にお腹だけが突き出ている)(腹部肥満体、年を重ねて前かがみでお腹だけが出ている人(後傾体)・・・。

このようにそれぞれの体型に合わせて、各々違ったマニプレーションを施し製図、裁断、そして仮縫いの後コテ細工で洋服を創り上げて行くのが、本格フルハンドメイドの真骨頂です。

たった一人お客様のために最高の満足と喜びをお顔が見たいために、ひと針一針心を込めて創っています。

神戸のK様 身体にフィットした着易いスーツを創ってください

既製品のビッグサイズの店では、お腹周りに合わすと、肩幅が大きく肩落ちがして不格好。
肩幅に合わすと釦が留められない。
袖も標準より長いので手がにゅ~と出て不細工!
身体に合った、着易いスーツを創ってください。

神戸のk様、お目に掛って改めて肥満ぶり(失礼)に目を見張りました。
サイズは身長170センチ、体重90㌔(もっと大きく感じました!)、胸囲113センチ、腹囲115センチ、尻囲117センチです。

1肥満厚み.jpg

K様の採寸サイズでは型紙の標準差し込みでは截ちあわせることは困難です。
が、永年いろいろな体型(超肥満、車いす仕様、変形体)のお客様とお付き合いさせていただいて培った経験から、余裕で型紙を差し込み裁断いたしました。

標準体型のスーツの差寸は胸囲と腰囲との差寸は10~12センチ。腰囲と尻囲との差寸は12~14センチです。
その差が少なく、またはマイナスになるほど肥満度(CD)が大きくなります。

この場合、胸囲に対しが腹囲が大きいので、肥満度の割合も大きく計算して製図をします。

具体的には、胸にゴージーカットをして胸丈を長く、胸にボリュームを持たせ、肩周りを安定させます。
フロントラインはウエストの位置で前に向かってCDの計算式に基づく寸法を出します。
お腹が突き出ているので、ポケットラインを生かし、腹グセを施し、お腹を包み込むようにして、前裾が撥ねないようにします。
腹グセを取った分、前丈も長くします。
肥満の方は背中、肩周りにも肉が付いていますので、ゆとりも多く付けます。

小森様かり.jpg

肥満体の仮縫い

甲状腺の手術を受けておられる性か、左肩が大きく前下がりをしてましたので、左側に肩、アームホールをカットしました。
尚且つ、肩下がりが大きいため、通常は行わないネックポイントも少し下げました(3ミリ程度)

スラックスも肥満度に合わせて、大きくしています。
肥満の方に多く見られる、後ろ尻下のシワは尻周りに対して足が細い時よく見られるもので、これも補正で調整します。

仮縫いで、サイズ調整やシワなどにピン打ちをした部分の寸法を測り、各パーツ毎に解いて左右別々に、その測った寸法に基づいてマニプレーションを施して、元の製図を手直しをして、生地に描き直しをします。

各パーツに最終手直しをしたものを本格的に縫い合わせていきます。
補正した寸法に基づいて、丸味を帯びた人の身体に沿うように、コテ(アイロン)で伸ばしたり(クセ取り)、縮めたりして(いせ込み)することによって、身体にフィットした、着易くて、カッコいいスーツが出来上がりました。
小森様全身 - コピー.jpg

K様のスーツが完成しました。

出来上がってみると、やはり大きいです。

上着丈は少し長めにとって、バランスよくしました。
マニプレーションで、脇ポケットの位置に腹グセを入れましたので、大きなお腹がすっぽりと包み込むように隠れて、突き出ているのが目立たないようになりました。
全体のシルエットもウエストラインをテーパーしましたので、袖脇の間から向こうの景色が見えて細く感じます。

標準より長めの袖丈もすっきりと収まりました。

表地が濃紺のスーツですので、裏地には拘って阪神ファンの小森さんらしく、虎の図柄をあしらったワインカラーを・・・

オーダーメイドは表地もさることながら、裏地、釦にも拘って自分らしさ、オシャレは自分のためにしてください。

多くの肥満体の方は、お腹の下(おへその下)にベルトを締めていることがよく見かけます。
それを、おへその上に締めることによって、ウエストラインもきれいに安定します。

まさに、K様のようにきれいな下半身になります。


私どもで今までお付き合いさせていただいた、超ビッグサイズ

1北村氏 - コピー (3).jpg身長では172センチ
サイズ的には、胸囲136センチ  ウエスト137センチ  ヒップ140センチ  肩幅68センチ カラー56センチが最高の方です。

超ビッグサイズの洋服は、標準スタイル同じような製図の割出寸法通りでは、バランスの良いものは創ることが出来ません。
身長(着丈)とサイズ(胴回り)のバランスを考慮したゆとり、上着丈の長さ調整、大きなお腹を包み込むようなマニプレーション、ヒップの形に合わせたスラックスなどの製図を行います。

超ビッグサイズの場合は、問屋からの通常の仕入要尺では足りませんので、必要に応じて切り替えられるパンチ見本から選んでいただいております。

従って、そのプラス分だけの生地代を割増として頂戴しております。

 

 


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