スーツのハンドメイドは、実にお買い得です!

最近は洋服のオーダーと言えば、パターンオーダーやイージーオーダーがオーダーの代名詞的になっていますが、
本来は、テーラー(tailor : 仕立て屋)が、一人ひとりのお客様ユーザーのために、その人の身体にフィットした、その人の好みに合ったデザインで、きれいでスマートな、着心地よい服を創ることがオーダーメイド(誂える)です。

しかし、手づくりは手間と時間がかかるために、どうしてもコストが掛かります。
そこで、お勧めは、ヴィンテージの生地でフルハンドメイドのスーツを創ってみませんか。

 

ハンドメイド・オーダスーツが型崩れしない秘密は・・・!

上着解剖図.jpg 1本縫い.jpg
600個の部品をベテラン職人が
250の作業工程を経て
80時間~100時間、10日間~2週間以上かけてスーツを、1着1着丁寧に、縫い上げるからです。

中でも最も重要なのが、芯造りです。

1八刺し.jpgひとり一人、無理なくお客様の身体にフィットするように、身体の歪み、膨らみに合わせて、ある部分を足したり、削ったりそして、ダーツを大きくしたり、小さくしたりもします。
また、パットも、左右差に合わせて厚みを変えたり、前肩や猫背などは付け位置を前後ろにずらして付けることも有ります。

決して接着芯は使いません

ハンドメイドでは常に最高の品質の毛芯を使い、ほかの増し芯と合わせて固定し、「八刺し」八の字に約1600針を行い、その糸の締め加減を調整します。

その締め加減が服全体のボリューム感を付ける重要な作業です。

反え衿3.jpg


特に、ラペル部分の毛芯にはアルパカと言う張のある裏地を這わせて八刺しをします。
上衿と胸のボリュームとのバランスを考え、返り線がロール状になって第一釦で止まり、そこからフロントカットにかけて優美な意匠線を出すように、より細かく八刺しをします。

ハンドメイドならではのボリューム感あふれた上品なロール状のラペルが見られるのです。
既製品や工場縫製の多くは接着芯を使ったり、プレスで抑え込んでいますので、反え衿り線がペッタンコになっていて胸からフロント部分にボリュームが感じられません。

この機会にフルハンドメイドを体験されてはいかがですか。

小森様かり.jpgフルハンドメイドオーダーは、イージーオーダーやハンドメイドと比べて大きな違いは仮縫いをして、完全な体型把握をすると事です。

人の身体は左右対称ではありません。前後、左右、屈伸必ず歪んでいます。

その差が、大きいか、小さいかを左右対称に仮組みした服を着せ付け仮縫いをします。

そのことによって、型紙にマニプレーションを施します。

例えば肩先を削って、鎌深かを下げたり、またパットの大きさを左右差を付けたり、パットの付け位置をずらしたりして、お客様の身体にフィットした、袖通りの良い、きれいでスマートな服を創るのです。

それが、オーダーです。

結局、フルオーダーがお得!

1小森様裏トラ - コピー.jpg 2メタルボタン.jpg

裏地も、100種類の色柄の中から選べます。

釦も数多くの中からチョイスできます。

フルハンドメイドの服は、ただひとりの人のために、その人の身体に合わせるのは当然のこととして、生活スタイルに添って着易く、その場にふさわしい服を創ります。

従って、型崩れしませんから、無理なく、気持ちよく、いつまでも長く着られます。

何処かに、無理があると、ひきつれシワやダブつきがあり、着くずれして見にくいスタイルを晒すことになります。

自分のために、自分だけの、自分を主張してくれる、着易いフルオーダースーツを楽しんでください。

 

 


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